Amazonでブランドとして長く売り続けるためには、
「出品できる」だけでは不十分です。
その土台となるのが、
Amazonブランド登録(Brand Registry)と商標申請・商標登録、
そして出品・表現を守るためのコンディションガイドラインです。
本記事では、
Amazonブランド登録の仕組みから、A+コンテンツとの関係、
商標申請の考え方、実務上の注意点までを分かりやすく解説します。
関連記事:Amazonの商品紹介(Aプラス)コンテンツとは?

Amazonブランド登録(Brand Registry)とは?
Amazonブランド登録(Brand Registry)とは、
あなたのブランドをAmazon上で「公式ブランド」として認証し、
不正出品や商品情報の改変を防ぎながら、
ブランド専用の高度な販売機能を利用できるようにする制度です。
Brand Registryの主なメリット
- ブランド保護(相乗り・模倣・権利侵害への対策)
- 商品情報(タイトル・画像・説明文)の編集権限を確保
- A+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)の利用資格
- ブランドストアや各種ブランド分析ツールの利用
※Brand Registry自体の利用料金は無料です。
Amazon A+コンテンツとブランド登録の関係
A+コンテンツは、商品詳細ページ内で
追加画像・テキスト・ブランドストーリーなどを使い、
商品理解を深めるための機能です。
A+は大口出品者向け機能として提供されていますが、
Brand Registryに登録していないと利用が制限されるケースが多いのが実情です。
特に以下は、ブランド登録が前提になります。
- Brand Storyの表示
- ブランドストアとの連携
- プレミアムA+コンテンツの利用
▶ ポイント
「A+は使えても、ブランド登録がないと一部機能が使えない」
というケースが公式フォーラム等でも指摘されています。
ブランド登録の基本条件(商標は必須?)
商標登録/商標申請は必須
Amazonのブランド登録申請時には、以下が求められます。
- ブランド名、またはブランド名を含むロゴ
- 該当国の政府機関が発行した商標番号
(登録済み、または出願中の番号) - ブランド名が商品またはパッケージに恒久的に表示されていること
▶ 重要
商標は「出願中(申請中)」でもBrand Registryへの申請が可能です。
商標申請(商標登録までの流れ)
① 商標出願
日本の場合、特許庁へ商標出願を行い、
出願番号を取得します。
Amazonブランド登録では、
この出願番号を使って先に申請を進めることが可能です。
② 審査・登録
出願後、特許庁の審査が行われ、
登録までには通常数か月〜1年程度かかります。
③ 登録商標番号の取得
登録が完了すると、正式な登録番号が発行されます。
Brand Registryは、
出願番号・登録番号のどちらでも申請可能です。
Amazonブランド登録の申請手順(概要)
- Seller Central / Brand Registryアカウントを用意
(セラーアカウントと同一メールで申請可能) - ブランド情報の入力
ブランド名、ロゴ、商標番号、商品カテゴリーなど - 商標証明・商品画像の提出
商標番号、商品やパッケージにブランド名が表示された画像 - 検証プロセス
Amazonから、商標権者側へ確認コードが送られる場合あり - 承認完了
承認後、Brand Registryダッシュボードが利用可能に
Amazonコンディションガイドライン(関連ポイント)
コンディションガイドラインとは、
出品時に商品の状態(新品・中古など)を
正確に表示するためのルールです。
Brand RegistryやA+とは直接の制度関係はありませんが、
商品説明やコンテンツ表現はガイドラインの対象となります。
主な注意点
- 実際の商品状態と異なる説明をしない
- 誤解を招く表現を避ける
- 他者の権利(ブランド・商標・著作権)を侵害しない
※A+コンテンツの画像・テキストも同様に審査対象となり、
違反すると非承認・削除・アカウント評価への影響が出る場合があります。
商標出願中と商標登録済の違い
| 項目 | 商標出願中 | 商標登録済 |
|---|---|---|
| Brand Registry申請 | 可能(出願番号) | 可能(登録番号) |
| A+コンテンツ利用 | 可能(承認後) | 可能(承認後) |
| 知的財産保護 | 一部制限あり | より強力 |
出願中でも十分に運用は可能ですが、
登録済みの方が安心感・保護力は高いのが実務上の評価です。
まとめ:Amazonブランド登録からA+活用までの流れ
- 商標を出願する(商標申請)
- Amazon Brand Registryに登録
- 承認後、A+コンテンツやブランドストアを活用
- コンディション/コンテンツガイドラインを遵守して運用
▶ 商標出願中でも、Brand Registry登録とA+活用は可能です。
スタジオパフでは、商標申請前の整理からBrand Registry登録、A+コンテンツの設計・制作、公開後の改善までを一貫してサポートしています。単に作るだけでなく、審査通過と売上向上の両立を前提に設計するのが特徴です。
「自社にとって最適な進め方を知りたい」「失敗せずにA+を活用したい」とお考えであれば、ぜひ一度スタジオパフへご相談ください。状況に合わせた最短ルートをご提案します。








