2024年3月29日、Amazon.co.jpの通常配送における送料無料の基準が2,000円から3,500円へと引き上げられました。これは単なる送料の変更ではなく、出品者・ユーザー・業界全体に波及する重要な転換点です。
この記事では、今回のAmazon 送料無料値上げの背景や影響、そして今後の対策について詳しく解説します。
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送料無料の基準がなぜ引き上げられた?

出典:Amazonの配送料情報 – Amazonカスタマーサービス
(https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201911210)
2010年から2016年まで全品送料無料を実施していたAmazonは、時代の変化とともに段階的に送料体系を見直してきました。今回の送料無料ラインの値上げも、持続可能な物流体制の構築と収益性の向上を目的とした流れと考えられます。
変更内容をおさらい。何がどう変わった?
まず、非プライム会員がAmazon.co.jpから発送される商品を購入する場合、注文金額が3,500円未満だと送料がかかります。本州・四国(離島を除く)は410円、北海道・九州・沖縄・離島は450円(11月以降はそれぞれ460円、500円へ変更予定)となっています。
一方、Amazonプライム会員やPrime Student会員であれば、購入金額にかかわらず送料無料となります。また、書籍は引き続き金額に関係なく送料無料対象です。
アマゾンの送料値上げがユーザーに与える影響

このAmazonの送料値上げによって、ユーザーの購買行動には明らかな変化が出始めています。特に、気軽に買い物をしていた層が「あと○円で送料無料になるから」とついで買いを意識するようになり、単価の高い商品へのシフトやまとめ買いの増加が見られます。
一方で、少額購入をためらう消費者が増え、出品者にとっては販売機会の損失も懸念されます。カートボックスの取得率やCVR(コンバージョン率)にも影響が出る可能性があるため、販売戦略の見直しが必要です。
出品者にとっての課題と対応策
アマゾン 送料値上げは出品者にとっても無視できない問題です。特に、価格帯が2,000円?3,500円の商品を多く扱う出品者にとっては、購入ハードルが上がったことで売上減のリスクが現実的となっています。
そこで注目されているのが、「FBAを活用した送料無料戦略」です。FBAを利用し、かつ3,500円以上のセット商品やバンドル品を設計することで、送料無料の恩恵を受けやすくすることが可能です。加えて、定期おトク便などの囲い込み施策の活用も効果的です。
プライム会員化を促す戦略の裏側
この背景には、送料無料特典だけでなく、Prime VideoやAmazon Musicなどエンタメコンテンツの充実も一因です。Amazonは「プライム会員になれば損はしない」と思わせる環境整備を進めており、今後もこの流れは続くと見られます。
今後のEC業界に与えるインパクト

同時に、価格競争の激化ではなく、配送体験やサービス品質で差別化する流れが強まることが予想されます。今後は、単なる値下げではなく、ユーザーの体験価値をいかに高めるかがカギとなる時代に突入していきます。
Amazon出品者が今できる3つの対策
では、今回のAmazonの送料値上げに対して、出品者が取るべき具体策を3つ紹介します。
商品構成の見直し:3,500円以上になるように、セット販売やまとめ買いを提案。
定期おトク便の活用:リピーター獲得と送料無料特典を両立させる方法として有効。
商品ページの最適化:ユーザーが迷わず購入に至るよう、魅力的な画像と分かりやすい説明を心がける。
特に3つ目の商品ページ最適化は、売上への直結度が非常に高く、画像制作やコピーライティングのプロに依頼することも一つの有効策です。
今こそスタジオパフの出番です
今回のアマゾンの送料値上げによって、これまで以上に「売れる商品ページ」の重要性が増しています。スタジオパフでは、商品の魅力を最大限に引き出す画像制作・コピー設計・Amazon特化型LPの作成など、トータルでの支援が可能です。



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