Amazonで注文した商品が「税関で止まっている」と表示されて不安になった経験はありませんか?特に海外の出品者から購入した場合、税関での検査や書類の不備が原因で遅れが発生することがあります。
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税関で荷物が止まる主な理由とは

Amazonで海外から商品を購入すると、まれに税関で荷物が止まってしまうことがあります。その主な理由は、大きく分けて4つあります。
1つ目は「書類の不備・不正確さ」です。インボイスや関税申告書など、通関に必要な書類に不備がある場合、税関は確認のために荷物を保留します。内容が曖昧だったり、価格の記載がないなどの場合も同様です。
2つ目は「未払いの税金や手数料」。Amazonは事前に輸入税などを徴収する仕組みがありますが、最終的な関税額は税関の判断によるため、追加で支払いが必要になることもあります。
3つ目は「予期せぬ税関検査」。書類に問題がなくても、ランダムに荷物を開封して現物検査する場合があります。これにより数日間の遅延が発生することがあります。
4つ目は「規制対象品目や法律違反の可能性」です。医薬品や化粧品、食品、偽ブランド品など、日本の法律で制限されている商品が含まれていると、さらに厳しい審査や差し押さえになることも。
チャイナポスト利用時の遅延に注意
Amazonマーケットプレイスで販売されている格安商品は、チャイナポスト(中国郵政)経由で発送されることが多いです。送料を抑えるために、SAL便や船便などの低コスト配送が使われる傾向があり、日本到着まで2週間~2ヶ月以上かかることも。
このような配送では追跡情報が更新されにくく、長期間「発送済み」のままになるケースも少なくありません。結果として、商品が届かない不安と税関での手続きが重なり、購入者の不信感を招くことになります。
さらに、インボイスの記載が簡素だったり、梱包が不適切な場合、現物検査の対象となる可能性が高く、結果的に通関に時間がかかってしまいます。
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通関にかかる日数と目安とは

通関にかかる日数は状況によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
- 通常:1~3営業日
- 書類確認や抜き打ち検査:3?7営業日
- 書類不備や価格確認(購入者への連絡あり):1~2週間以上
また、金曜や連休前に到着した場合は、週明けまで処理がストップするため、体感的にはさらに遅く感じることも。
ブラックフライデーや年末年始、中国の春節(旧正月)など、国際的な繁忙期には物流が混み合い、通関手続きに時間がかかる傾向があります。このような時期は、あらかじめ余裕を持った注文が望ましいです。
荷物が届かないときの対応ステップ
荷物が税関で止まったまま届かない場合、以下のステップで対応するのが一般的です。
Step1:追跡情報を確認
Amazonの注文履歴や配送会社の追跡番号から現在の状況を把握します。「通関手続中」が1週間以上続く場合は要注意です。
Step2:出品者に連絡
Amazonの注文ページから出品者に連絡し、状況確認と今後の対応を相談します。英語の定型文でも問題ありません。
Step3:Amazonに問い合わせる
出品者から返信がない、もしくは不誠実な対応をされた場合、Amazonの「マーケットプレイス保証」制度を利用して返金申請を行います。
税関で差し押さえられた場合の対応

まれに、税関で荷物が差し押さえられるケースもあります。偽ブランド品や法律で禁じられている物品が対象です。この場合、税関から「認定手続開始通知書」が届きます。
この書類が届いたら、無視せず記載された指示に従いましょう。意見申立てをしない場合は、荷物は破棄されますが、それ以上の罰則は通常ありません。
ただし、返金を受けたい場合はAmazon側のサポート制度を利用するか、出品者との交渉が必要です。特に格安ブランド品にはリスクがあることを理解しておきましょう。
キャンセルは可能?税関での注意点
「待ちきれないからキャンセルしたい」と思っても、税関に直接キャンセルを申し出ることはできません。
キャンセルを希望する場合は、まず出品者にキャンセル意思を伝え、合意が得られた場合にのみ、配送業者を通じて発送を止める手続きが行われます。ただし、海外発送後のキャンセルは出品者側の負担も大きいため、承諾されない場合もあります。
そのような場合は「商品未着」を理由に、Amazonのマーケットプレイス保証で返金請求を行うことが現実的な対応策です。
通関完了から届くまでの日数

「通関が完了しました」と表示されたら、あと少しです。
その後は日本国内の配送網に引き渡され、通常は1?4日で自宅に届きます。地域や配送業者によってはさらに時間がかかることもありますが、基本的にはスムーズな流れに戻るため、安心して待ちましょう。
税関トラブルを避けるためにできること
トラブルを未然に防ぐためには、購入前のチェックが重要です。
- 信頼できる出品者から購入する
- インボイスの記載内容を確認する
- 極端に安いブランド品は避ける
- 税関規制品(医薬品や食品など)を理解する
特に「過少申告」による課税逃れと見なされると、差し押さえや延滞が発生する可能性が高まります。
個人でも十分に注意できますが、不安な場合は専門家に相談することをおすすめします。
困ったらプロに相談するのも一手

税関対応や通関トラブルも大変ですが、
Amazonで売上が伸びないときのストレスも同じくらい大変です。
そんな状況で、すべてを自分だけで抱え込もうとすると
時間も労力もどんどん消耗してしまいます。
だからこそ、
税関まわりもAmazon販売も理解しているコンサルタントに相談するのは
ひとつの有効な選択肢です。
「これって誰に聞けばいいの?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。








